ハーヴィーミルク
良質の、ドキュメンタリーですよ。1984年の映画です。私、生まれる前です。
人は、皆同じじゃないんです。いいじゃないか、同性愛者だって。何がダメなのか、が分からないから、否定できない。当時はもっともっと同性愛者は生きにくかっただろうなぁ。世の中は、どんな人にとっても、生きやすくなっているんだろうか。変わった?私、分からないです。
映画を観てて思ったのは、相方も言っていたことだけど、やはり支持者やハーヴィーと一緒になって(代表者レベルで)戦えるのは、ハーヴィーと同じく同性愛者であること。もちろん、映画の中での取材には、異性愛者のインタビューもあるんだけど、圧倒的に少ない、ね。
もっと町の人の意見を聞きたかったなぁ。て、彼が亡くなってから作ってるんだから、当時町にいた人を探すのも、大変かー。テレビのニュースの映像もふんだんに使われていたけど、すごく、役に立つね、ドキュメンタリ作るときに。過去の資料って、どうしていいか分からないから荷物になるけど、簡単には捨てられないっすね。周りの誰が、スターになるか、もしくは極悪人になるか、も、しれんからねー。
ハーヴィーミルクのこと、や、彼がしたかったこと、されたこと、私はこの映画に巡り合えて、自分で選択して、観ることができたから知ったけど、世の中には知らない人の方が、多分多い。たくさんの人に、観てもらえたら、て思う映画の一つです。
そして、「私が」、観た方が、いいだろうと思われる映画も山ほどある。ドキュメンタリを含めて。知らなきゃいけない、現実のようなものが。でも、怖くて見れないー!
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